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家族ロッカーDIY

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コワラ
コワラ

自宅工房での製作第一弾です!

今回は玄関に家族で使えるロッカーを製作。その過程をお伝えします。

ランドセルやコートなど。家族それぞれの収納スペースがあると便利ですよね。

前々から、妻に家族用ロッカーの製作を頼まれていました。

庭に自分の専用の倉庫を建てさせてもらったので、副業の商品を作り始める前にやらなければと思い実行することに。

まずは妻の要望をヒアリング

これが1番重要です。

私は意識していないと、自分本意な感覚で物事を進めてしまう傾向があり、それをよく叱られます。

いつも自分で作る場合には細かい図面を描かず、頭の中のイメージだけで作業することが多かったのです。

これは起業した際の弱点にも繋がるので、今回は妻をお客様という目線で捉えつつ、できるだけ細かくイメージを共有したいと思いました。

そこで新しく勉強しようと思ったのが

【3D CAD】

パソコンを使う作業は今まで避けてきた傾向がある私ですが、そうも言ってられません。

とりあえず無料で使えるソフトを探し、YouTubeを見ながら操作方法を勉強しました。

私が選んだのは

【フュージョン360】

非営利の個人使用であれば無料で使えるらしいです。

多くの人が使っているので、使い方の説明はネット上にたくさん載っています。

がしかし。

隙間時間にちょっと勉強すれば簡単に習得できるだろうぐらいの軽い気持ちで始めましたが‥

これは‥

難しい‥

そもそもパソコンの扱いすら慣れていない私にはハードルが高いのです。

これは‥

本腰を入れて取り組まねば‥

と思い直し、ネットで参考書を購入。

頭を抱えながらパソコンと格闘し、なんとか3D図面を作ることができました。

まだまだ細かいところまでは理解できてないので、理想のイメージにはほど遠い‥

コワラ
コワラ

もっと勉強して使いこなしていくぞ!

しかし、このくらいの図面でも妻とイメージを共有することはできました。

こういのが無料で作れるのだから便利な時代ですよね。いろいろと活用していこうと思ってます。

ちなみに小さな家は遊び心です。

私はどんな作品にも遊び心がないと面白くないと思う性格なので‥

無駄といえば無駄ですが、小さい扉をつけることで子供が喜ぶかなぁと思い妻にリクエストしました。

扉の中に着せ替えの小部屋なんかを後付けで作っても面白いと妄想します。

さあ。

図面ができたら、まずは材料集め。

といっても、今回は家に置いてある在庫の木材がメインで新たに買うものはそんなにありません。

冷蔵庫の余り物で料理を作る感じです。

今回の材料

杉の羽目板

タモの集成材

合板21ミリ

杉 30×40 (これだけ購入)

ヒノキ 30×30

さっそく作業開始。

まずは木取りと塗装。

必要な羽目板の枚数を数えて、白色のミルクペイントで塗ります。

この日は風が強く、途中で羽目板が飛ばされたりしました‥。そして寒い‥。

なんとかめげずに全て塗り終え、乾かしてる間にタモの天板を接ぎ合わせます。

幅の大きな板ってなかなか売ってないし、高いですよね。

そんな時はくっつけて作っちゃえばいいのです。

どうやって?

方法はいろいろありますが、今回は手軽にジョイントカッターというものを使いました。

このようなビスケットを入れる溝が簡単につくれちゃう。

あとは白ボンドを塗って、くっつけるだけ。

締める時けっこう力がいるので、大きなクランプがあると便利です。

しかし私はまだ持ってない。

なので即席で端材を使い締めます。

このまましばらく放置しておけば、幅の大きな板が完成します。

続いて杉の垂木に、羽目板をはめ込む為の溝を掘ります。

マキタの溝切りカッターという道具

これ便利なんです。

趣味でDIYやってる方にも一台持っておくことをおすすめしたい。

このような溝が一発で簡単に掘れちゃう。

溝幅も調整できますよ。

電気カンナで表面を仕上げます。

仕切りは合板を塗装しただけです。正面にヒノキを取り付けるだけでちょっとおしゃれ。

先ほどのタモの天板が固まったので、サンダーで仕上げます。

白ボンドってけっこう強力なんですよ。強度もばっちり。

組み立て前にできる加工は全てやっておく。

頭の中で仕上がりをイメージしながら逆算しておくとどんな加工が必要か見えてきます。

ビスを打てる場所には下穴を開けておいたり、ビスを使えない場所はダボを仕込んでおいたり。

ちなみにインパクトでダボ穴を開ける際にはこの道具が便利。

狙った場所に真っ直ぐ開けないと組み立ての時ずれます。

ダボマーカーというものも併用して使うとやりやすいですよ。

遊び心の小さな扉も先に糸鋸で加工しておきました。

そんな感じである程度木取りと加工が完成したので、いよいよ取り付け開始。。

既存の場所に実際家具を取り付けようとすると多くの場合、コンセントやら巾木やらがいろいろ干渉するものです。

現場に合わせて、ちょこちょこっと部材を切り欠いたりするのは面倒ですが、ここを端折ると意外とあとで後悔します。

なので、しっかりやりましょう。

段取りさえしっかり出来てれば、組み立ては意外と早い。

どんどん出来上がっていきます。

壁に下地のないところはボードアンカーを仕込んでビスを留めます。

良い感じ。

あっという間に形になりました。

仕上げにダボ穴を埋める。細かいですが、しっかりと木目や色目を揃えると目立たなくなります。

ダボ切りは専用のものを使うと切りやすいです。

フックはAmazon様で購入。

あとは遊び心のお家と扉をプラスして。

シールで自由に飾りつけ。季節ごとに変化できるので子供も楽しい。

扉の中には雪だるまくん。

家族ロッカーの完成です!

現在は3人家族ですが、将来を見据え4人用のロッカーにしました。

ランドセルも置けますね。

このロッカーを使って子供達が整理整頓の良い習慣を身につけてくれたら嬉しいな。

というわけで、自宅工房の第一弾製作

【家族ロッカー】でした!

コワラ
コワラ

既製品も良いですが、手作りはやはり愛着が湧きます。

DIYが趣味の方。ぜひ参考にしてみてくださいね!

ABOUT ME
コワラ
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家具職人
子供の笑顔に生きがいを感じる。 全ての子供達が夢を叶える喜びを知り、人生を楽しみ尽くしてほしい! 子供の為に何ができるのかを日々考え、非認知能力を高める活動を模索中。 また、「子供が笑う」家作りや暮らしに遊びを取り入れるアイデアも発信しています!
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