cowala story

タクボ物置ストックマン。工房化計画②(内装DIY編)

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コワラ
コワラ

副業を始めるため、庭にタクボ物置を建てました。

ただの物置からDIYで工房っぽくしていくまでの過程を記録していきます。

まずは材料の調達から。

工房の壁といえば定番のOSB合板

名前を知らない方でも、なんとなく見たことがあるのではないでしょうか。

OSB合板は木材の破片を重ねて作られています。

その独特な模様がカッコいい。

塗装しなくてもそのまま化粧に使えるので

多くのDIYで重宝されてますね。

ただし、水には弱いので外部には使えません。

内装用と構造用がありますが、ホームセンターで売られてるのはほとんど構造用かと思います。

DIYで使う分には、構造用で十分です。

厚みもいろいろありますが、

倉庫の壁に貼る程度なら9ミリで良いでしょう。

値段も手頃。

近所のホームセンターで

1820×910×9mmは一枚税込1700円程でした。

さてこのOSBをどうやって倉庫に貼り付けていくか。

やり方はいろいろあると思いますが。

私の場合はまず、倉庫の間柱に胴縁で下地を作ることにしました。

基本的には縦の柱に対して横に胴縁を流します。

300ミリ〜450ミリくらいの間隔が多いです。

OSBを横に貼る場合は、縦に胴縁を打ちつけても良いです。建物の外壁にサイディングなどを貼る場合に縦胴縁はよくやりますね。

胴縁に使うサイズは、一般的に

厚み16ミリ、幅40ミリくらい。

木材の種類もいろいろですが、今回は比較的安い杉の胴縁を購入。

これを止める為の、鉄板用ビスも忘れずに購入しましょう。

床や棚は職場で余った材料を頂けたので買わずに済みました。ありがたい。

コワラ
コワラ

それではいよいよ作業開始。

まずは床からです。

床パネルのボルトが少し飛び出しているので、全て取り外しました。

20ミリの化粧パーチクルボード(職場の端材)をカットして敷いていきます。

一応フローリングみたいに、カンナで面を取り、ジョイントをずらしました。

さねがないので置くだけになりますが。

入り口の框はヒノキを取り付け。

左右のスペースはあとで棚を置きます。

フローリングっぽいです。

続いて壁に取り掛かります。

正面の壁に胴縁を横に打ちつけます。

ドリルネジは打つとき、力がいります。

少しコツがいるので、慣れるまでは慎重に。

作業に集中してたので、途中の写真が少ないですが…。

下地ができたら、巾木材を床に置き、その上に高さをカットしたOSBを載せて、胴縁に木ビスで留めていきます。

職場で余ったファルカタランバーで作業台を製作。左右の床を置いてない場所に設置します。

右側の壁は台の上にOSBを横貼りする為、胴縁を縦に打ちつけました。

棚は余った材料を使って、無計画で製作していきます。

コワラ
コワラ

行き当たりばったりも楽しい。

対して、左側の壁は胴縁を打つと窓周りの収まりが難しくなる為、柱に直でOSBを留めることにします。

この辺は臨機応変に。

いい感じに納まりました。

左奥と右奥の天板は取り外しできるようにしてます。

あっという間に部屋らしくなりました。

しかし、写真では分かりづらいですが、床はパーチクルボードを置いているだけなので、かなりデコボコ。さねがないので当然ですね。

湿気で反りが出てくるとさらに酷いことになるでしょう。

ゴリさん
ゴリさん

材料代はケチるな。

職場の端材をなんとか活用できないかと試しましたが、ぶつ切りのパーチを床材代わりに使うのは無謀です。やめましょう。

床パネルに直接ビスは留めたくないですし。

このままでは良くない。

でも実はこんなこともあろうかと、作業台で隠れる部分は壁にOSBを貼らずにおいて材料を余らせておいたんです。

うさぎさん
うさぎさん

ほんとかよ。

このパーチクルボードは床のステ貼りとして、その上にOSBを敷くことに。

作業台のファルカタが30ミリなので、パーチとOSBでちょうどの高さになりました。

コワラ
コワラ

結果オーライ。

なんとか1日で、形になりました。

やり始めると完成するまで落ち着かないので、翌日も早朝から作業開始。

作業台を塗装していきます。

(午前4時、写真が暗くてすみません)

うさぎさん
うさぎさん

塗る必要ある?

色はマットペイントのフレンチグレーにしました。

水性で塗りやすいです。

良い感じの色。乾燥も早いです。

日が昇り、監督の厳しいチェックが入りました。

なんとか喜んでもらえたみたいです。

木屑が入りこまないように扉もつけました。

扉は白で塗装。

道具も設置完了です。

ゴリさん
ゴリさん

いつの間にこんなに道具買ったんですか?

長めの材料などは天井のスペースを活用して置けるようにしました。

続いて照明を設置します。

自宅の外部コンセントから、防水の延長コードを引っ張ってきて倉庫の床から出すことにしました。

タクボ物置は標準装備で壁に電線用の穴があるのですが、延長コードをそのまま通すには穴が小さいのです。

コードの差込み口を外してまた繋ぎ合わせるのも手間なので、床に穴を開けちゃいます。

まずは線を砂利に埋めて、倉庫まで引っ張ります。

外部用の防水延長コードです。

床の鉄板は丸鋸で開けちゃいました。

(使い慣れてない方は危ないのでおすすめはしません)

このまま照明のコンセントを上に引っ張ると見た目的に良くないので、壁を外して中に線を通します。

設置完了。照明は壁付けにしました。

コワラ
コワラ

良い感じ。

よくある蛍光灯よりおしゃれ。

小さいながらも自分の工房が完成しました!

一般的な物置でも、DIYでこんな感じに仕上げることができます。

本格的なガレージがほしいけど、予算が足りない。そんな方は、ぜひチャレンジしてみてもらいたいです。

秘密基地みたいで、ちょっとワクワクしますよね。

これからここでいろいろな作品を作っていきたいと思います。

楽しみ!

ABOUT ME
コワラ
コワラ
家具職人
子供の笑顔に生きがいを感じる。 好きを仕事に。 会社員をしながら子供が喜ぶ家具やおもちゃを製作・販売して将来独立を目指しています。 子供の為に何ができるのかを日々考え、「子供が笑う」家作りや暮らしに遊びを取り入れるアイデアを発信しています!
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