タクボ物置ストックマン。工房化計画①(組み立て編)
庭に自分専用の工房を作りたい!
DIYが趣味の方ならみんな一度は憧れる。
自分だけの工房。
ものづくりで起業を目指す私。その準備段階として副業を本格的にスタートする前に、どうしても自宅に作業場が必要だと考えました。
副業とはいえ商品を作りその対価としてお金を頂くなら、まずそれなりの環境を整えることから始めることが大事だと思うのです。
倉庫選び
海外製のガレージや海上コンテナなど、おしゃれな外観は憧れますが、そんなに予算はかけたくない。
ネットで海外メーカーの大きめの倉庫が安く売られてるのを見ますが、耐久性がちょっと心配。
中古のコンテナなどは割安で買えたりするんですが、送料とか設置場所の問題もあります。
あと、やっぱり換気のために窓はつけたい。
木造で自分で建てるにしても、材料代や時間を考えるといまの状況では厳しそう…
いろいろと考えましたが、既製品の床付き倉庫を組み立てて設置する。という案に落ち着きました。
工房が移転しても、将来的に自転車置き場にも使えます。
一般的な日本製の倉庫といえば。
イナバ、ヨドコウ、タクボ。ですよね。
希望サイズは約3500×2500
倉庫としては割と大きめ
工房としては少し物足りない大きさではありますが、土地の広さや予算を考慮するとこのぐらいが妥当。
いろいろと調べてみると、それぞれのサイズでどのメーカーも似たような商品がありました。
迷います…。
簡単にそれぞれの特徴を述べると。
イナバ
頑丈、価格は高め。
ヨドコウ
上吊り扉が特徴。
タクボ
標準装備が充実。価格が安い。
デザインはどこも似たような感じ。
格好良い外観のもありましたが、予算の都合上今回は候補から外します。
シャッター式だと、土間コンも施工しなければいけなくなるのでこれも除外。
いろいろと考慮した結果、1番コスパが良さそうなタクボ物置のストックマンダンディに決定しました。
自分で組み立てる予定なので、部材のみネットで購入。
楽天などのポイントを上手く活用すればお得に購入することができるのでおすすめです。
なんでもネットですぐ買える便利な時代。
ありがたい。
基礎ブロック設置
部材が届く前に基礎を設置しておきたい。
図面は事前にネットで簡単にダウンロードできます。
設置場所は砂利の上。
家族が寝てる午前4時半スタートです。
静かにね。
まずはブロックを寸法通り並べます。
レーザーで水平を出して
角に杭を打ちこみ、水糸を張ります。
ブロックの下に不揃いの砂利を敷いて転圧。
砂とセメントに少しの水を足した、通称バサモルタルを入れる。
その上にブロックを置き、水平を確認。
ブロック単体の水平と全体の水平、両方合わせていくのがなかなか難しい。
アルミなど、定規に使える真っ直ぐなものがあると便利。
設置場所に汚水枡があったので、一箇所だけブロックの向きを変更。
床パネルはあとで簡単に外せる使用なので、倉庫の下になっても大丈夫だろうと判断しました。
ブロックの数が多いので、なかなか大変。
しかも暑い。
それでも、作業は半日程で終了。
息子も楽しそう。
組み立て作業
そして数日後。
部材が搬入されました。
さっそく床組からスタート。
図面に書いてある番号通りに並べていき、ボルトで固定。
対角の寸法を揃えて直角を出します。
直角が出てないとあとで不具合が出るのでしっかりと。
次は柱を立てて梁をかけます。
私は1人でやりましたが、危険なので
作業は2人以上がおすすめですね。
床パネルをはめ込みます。
母屋、屋根パネルを設置して、
あとは壁を番号通りはめ込んでいくだけ。
有名なメーカーは歴史が長いだけあって、細かいところもしっかりと考えられているので、図面をしっかり読めば比較的スムーズに組み立てることができます。
あっという間に形になりました。
工房として使うので風通しも重要だと思い窓もオプションでつけましたよ。
椅子と机を置くと、部屋っぽくなりますね。
ちょっと休憩。
私は家族の用事があったので二日にわけて組み立てましたが
この大きさでもDIYが得意な方であれば、初めてでも2人で1日ほどでほぼ完成できると思います。
必要な道具も電動ドライバーと水平器ぐらいですね。
できればプラスビットの他に10㎜のソケットもあった方が良いです。
タクボ物置は標準で雨樋や電気の線を通す穴などが付いているのでありがたい。
外観はよくある普通の倉庫。
ほんとは塗装したり、木製の格子などを取り付けたりしておしゃれな感じにしたいところですが…
余計なところにこだわると、妻に怒られそうなのでいまはやりません。
あくまで副業で稼ぐ為の投資なのです。
外観よりも必要なのは道具。
工具を揃えよう
丸鋸やインパクトなど基本的な道具は元々持っていましたが、家具や木工で必要な道具を新たに書い揃えました。
テーブルソー ボール盤 糸鋸盤 トリマー 小型ミゾキリ 卓上サンダー 仕上げサンダー スライド丸鋸 集塵機など
副業とはいえ、独立を見据えているので初期投資は惜しみません。
必要なものはこれから徐々に買い足していくつもりです。
sk11シリーズは値段が手頃ですが割と使えるので、コスパ重視の方にはかなりおすすめですね。
こんなにいっぱい買って、妻の反応が気になるところですが…
副業で稼いだお金は惜しみなく捧げると約束しました。
とにかく頑張るしかないです!
内装ぐらいはちょっとオシャレにしたい
タクボ物置工房化計画。次は内装に取り掛かります。
今のままではただの物置なので、ここからさらに工房っぽくなるように、壁や床を張っていきたいと思います!
そんな必要あるの?と妻に言われましたが。
「工房っぽくすることによって、テンションがあがり、モチベーションがアップするので、作業効率が良くなり、必然的に副業収入もアップするんです!」
と、もっともらしい言い訳を並べてなんとか許可を頂きました。
とはいえ、これはどちらかというと趣味の部類に入るので、あまりこだわりすぎないように気をつけます。
妻への感謝を忘れずに。
内装編はまた次回。
続きます。